当ＪＡは１７日、第９回福島地区管内市町長との意見交換会をホテル福島グリーンパレスで開き、福島市の木幡浩市長や川俣町藤原一二町長、同ＪＡ数又清市組合長ら関係者１４人が参加しました。

　福島地区農業生産振興の振り返りや新規就農支援「のれん分け方式」の２０２３年上期の取り組み状況を報告し、地域の持続可能性向上を目指す「包括的連携協定」について意見交換を行いました。

　協定は、福島市・川俣町と同ＪＡが地域経済の発展・持続性向上を実現するとともに、安全安心に暮らせる地域共生社会を創出することを目的としている協定です。農業生産振興策についての取り組みや地域が抱える課題、特に小中学生の農業体験を通じて農業の魅力を伝える等の食農・食育活動、フードロス対策対応等を同ＪＡと地域の認識を共有し課題解決に向け意見を交換しました。

　木幡市長は「大きな環境、ニーズの変化に対応した持続可能な社会の実現を目的に実のあるものにしてききたい」と　藤原町長は「仮置き場等の荒廃農地問題について団地化を目指し連携した生産振興ができれば」と話しました。

同協定は、２０２４年４月に協定締結を目指しています。