当JAは16日、JA福島ビルで第2回新規就農者研修会を開催し、新規就農者や関係者29人が参加しました。JAでは、就農相談から就農定着までの3年間をサポートする取り組み「のれんわけ方式」を推進しています。2023年度は15人が同取り組みを利用して新規就農しており、研修会は全2回の開催スケジュールで、JA福島中央会農業後継者育英基金事業を活用しています。
今回の研修会では、農業経営について学ぶため、講師として税理士法人三部会計事務所の安藤由将さんら5人を講師に招きました。ボードゲームを使用し経営リスクの回避や資金繰りについて分かりやすく学びました。
西幸夫常務は「農業技術はもちろんだが、農業経営についての知識も農業継続の上では重要。研修会が農家経営の一助となることを期待する」とあいさつ。参加者らは5班に分かれてボードゲーム「戦略マネジメントゲーム」を実施しました。参加者が会社の社長という設定で、カードに書かれた経営リスクに対する対策や資金の使いどころについて考えました。