二本松市の「安達広域共選場」があるJAふくしま未来安達地区では、2023年度のきゅうり出荷数量が10月22日時点で約3,596.3㌧、出荷金額約12億4,240万円となり過去最高を記録しました。
同共選場は稼働開始から3年目が経過し、新規栽培者や機械共選を選択する生産者が増加したことを受けて、23年度から選果レーンを1レーン増設し3レーンでの共選を開始。共選場整備により23年度の同地区のきゅうり新規栽培者は14人増えました。また、機械共選の生産者利用農家数は98戸から116戸へ増加し、62.3%の生産者が機械共選を利用しています。
2日に開催した同共選場実績報告会には、関係者や従業員など約60人が参加しました。安達地区きゅうり専門部会の阿部與一部会長が「関係者の皆さんのおかげで過去最高の実績を上げることができた。次年度も資材高騰などに負けずきゅうり生産を頑張っていきたい」とあいさつ。実績報告では、JA職員から関係者へ今年度の実績と次年度の共選場運営について説明しました。