本宮市高木地区で遊休農地を活用した「ざる菊の丘」が見頃を迎えています。増子安さん(74)、川名和弘さん(65)、川名勝典さん(66)はざる菊30a、約1,600本を管理しています。ざる菊の丘は今年で4年目を迎え、2023年度は8種類の色鮮やかなざる菊を観ることができます。「令和5年度JAふくしま未来地域くらし活動支援事業」の支援を受け、遊休農地活用による地域景観整備を目指します。
増子さんら3人も所属する地域のボランティアグループ「もう一花咲かせ隊」のメンバー21人がざる菊を管理しており、多くの方々に足を運んでもらえるよう、月に一度集まって手入れを行っています。
23年11月から入口付近に「もう一花咲かせよう協力金箱」を設置し、来場者に募金を呼びかけています。また、施設前に最大7台の駐車場を完備しており、来場者が駐車場から歩くことなくざる菊を楽しむことができます。
川名さんは「ざる菊の丘は来場者の『交流の場』となっている。皆さんに喜んでもらえるよう頑張りたい」と話します。ざる菊の見頃は11月中旬頃まで続く見込みです。
ざる菊の丘の場所:本宮市高木(高木第二町内会集会所そば)