当JAそうま地区本部は30日、南相馬市立上真野小学校で稲の脱穀と唐箕体験を行い、5年生の児童7人が参加しました。同地区では、毎年子どもたちに農業への興味関心を図るため、管内の保育園や幼稚園、小学校と連携して食農教育を実施しています。
児童らは事前にたわわに実った「天のつぶ」を収穫。同地区地域支援課の高田優作さんが児童らに脱穀機と唐箕機を使用して稲から実を外す作業を教えました。
児童らは「米作りはとても大変だった。とても手間がかかるが収穫できてうれしい」と話しました。高田さんは「米作りを体験して作物を作ることの大変さを知ることができたと思う。食べ物に感謝の気持ちを持って残さずに食べてほしい」と児童に伝えました。