福島県県北農林事務所は25日、福島市で同市、川俣町、当JAと連携し新規就農者研修会を開きました。新規就農者や就農予定者が先輩就農者を訪問することで生産現場の視察や生産関連の技術、農業経営など営農の基礎的知識習得を目指します。
第1回目となる同日は、新規就農者や就農予定者18人が参加。同事務所農業振興普及部の横田真良部長が「実際の体験やアドバイスを聞き、自身の経営に役立ててほしい」とあいさつしました。
研修会は「新規就農へ向けて先輩就農者の話を聞こう」と題して管内の果樹、きゅうり農家の圃場を視察し、圃場主が体験談やアドバイス、就農状況を説明しました。福島市で桃とぶどうを手掛ける就農2年目の菊地俊作さんは「農業は自分が思っていたよりも作業が多い。計画的に作業に取り組むことが大事」と参加者らにアドバイスしました。
研修会は全4回の開催を予定しており、農業機械の取り扱いや土壌、肥料、農薬、GAP、農業経営の基礎について学びます。