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新規就農1年目で奮闘 あいはら果樹園 相原楽さん

2023.10.23

 当JA管内の伊達郡桑折町のあいはら果樹園の相原楽さん(23)は、桃4ha、柿4ha、米1haを家族や従業員とともに手掛けています。高校卒業後は県内の農業短期大学に通い、福島市内の農園に3年就職。2023年4月から新規就農しました。幼少期から実家である同果樹園の手伝いとして桃やあんぽ柿の作業を手伝っており、最近では経営にも興味があるとのことです。

 

 相原さんは「新規就農したことにより、より一層の明確な目標ややりたいことが見つかった」と話します。就農1年目で道筋が見えない部分もあるとのことですが、何事にも挑戦し経験を積んでいます。7月からは同果樹園のインスタグラムも相原さんが投稿しており、友人からより多くの方に観てもらえるコツを聴き都度実践しています。

 

 果樹は木の状態や特徴を把握することが重要なため、相原さんは個々の木の樹勢を理解し、その木に見合った栽培方法を心掛けています。今年は霜被害や害虫被害が出たことから、対策を考え、経験として次年度に繋げたいと話します。経営については動画サイト「YouTube」の動画を視聴し日々勉強に励んでいます。

 

 相原さんは「次年度は主要品目である桃の品質向上を目指し、消費者からの高い評価を得られるよう取り組んでいきたい」と話します。また、福島の冬の味覚「あんぽ柿」を県内外の消費者へ食べてもらえるようなイベントを企画することでファンづくりを目指します。「12月からはあんぽ柿の販売も本格化となるため、インスタグラムやECサイトなども活用しPRに力を入れていきたい」と意気込みます。

 

 

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