震災後、モデル地区でのあんぽ柿の加工・出荷を果し4年目を迎えた今年、いよいよ念願だった「個包装詰め化粧箱」の放射能検査が可能となり、12月10日に初検査、翌11日に初出荷を迎えました。
これまでは、トレー詰めの形態のみに対応した検査が行われてきましたが、新たな検査機器が導入され、個包装の形態の検査が可能となりました。新たに導入となった検査機器は、あんぽ工房みらいに3台設置されました。個包装のあんぽ柿は、一定の基準をクリアした生産者が出荷対象となり、同生産者の原料柿を工房で加工した製品と、同生産者が出荷した製品で検査をクリアしたもののみ出荷となります。
個包装詰めの化粧箱製品は、これから迎える年末年始需要にマッチした商品として、市場・量販店からの人気も高く、待ちに待った販売の再開となりました。