当ＪＡ管内の福島大学食農学類は５日、同大学前の圃場「附属農園」で収穫時期を迎えた「コシヒカリ」を収穫し、第５期生となる１年生１０９人が参加しました。同学類の稲刈りは今年で５年目を迎え、１年生が田植え、収穫、稲の研究を実施します。５月１８日に田植えを行った苗を４回に分けて学生らが生育調査をして成長を見守ってきました。

　収穫には福島市の尾形武さんをはじめとした地元の農家も参加。学生らと交流し１３㌃の圃場を手刈りしました。同学類の高橋秀和教授が稲刈りとはさ掛けの仕方について説明し、参加者らは分担しながら作業しました。参加した学生は「貴重な体験ができた。これから収穫した新米を食べるのが楽しみ」と笑顔で話しました。

　今回収穫した米は、今後収量を算出し、食味調査や経費計算の調査を経て、最終的な収益計算の研究に役立てていきます。