当JAは5日、福島地区の野田共選場で西洋梨「ラ・フランス」の共選を開始しました。今年度は、昨年度の10㌧を超える12㌧の出荷を計画し、県内をはじめ、関東や関西など全国の市場へ出荷します。
今年の「ラ・フランス」は、記録的な猛暑の影響も少なく生育は順調。果実肥大は良好で糖度も高く、食味が期待されます。
「ラ・フランス」は収穫した後、予冷と追熟処理が必要な果実。1~2週間予冷庫で保存後、常温に戻して追熟することで甘みが増して食べ頃を迎えます。
JA担当者は「軸にしわができるころが食べ頃。和梨との違いを楽しんで食べてほしい」と話しました。
同JAでは、和梨「あきづき」「南水」の出荷が終盤となっており、現在、新高が出荷されています。
今後「王秋」の共選が始まり、11月中下旬頃まで梨の出番が続きます。