福島県は27日、大玉村で県のトップブランド米である「福、笑い」の収穫式を開催し、内堀雅雄知事が県産米のおいしさをPRしました。
県では、2023年度「福、笑い」に対する県民の更なる知名度向上、ファンの獲得、愛着の醸成を図り、消費拡大につながることを目指します。2023年度は県内で約77㌶、129人が作付けし、380㌧の収穫量を見込んでいます。今回収穫した米は、5月12日に内堀知事らが田植えしたもので、作付後、生産者であだたらの里研究会の伊藤洋さんが丹精込めて管理作業をしてきました。
収穫式には内堀知事や押山利一大玉村長、同研究会の今井雄治会長、学生や地元の子どもたちなど18人が参加した。参加者らは雨が降る中、黄金色に実った稲を笑顔で手刈りしました。収穫後には新米の「福、笑い」を使用したおにぎりを試食し新米の感想を共有し合いました。
内堀知事は「今年も最高においしいお米ができた。『福、笑い』を県内・全国の皆さんにおいしいと思ってもらえるよう、トップセールスを通してPRしていく」と意気込みを語りました。15日には、同村の直売所にて県内初となる2023年産「福、笑い」の販売が始まり消費者からも好評を得ています。