当JA安達地区本部は14日、本宮市と大玉村の圃場で「コシヒカリ適期刈取り目ぞろえ会」を開きました。JA管内での今年のコシヒカリの出荷契約は42万1210袋(1袋30㌔)。このうち、同地区での出荷契約は全体の約56%にあたる約23万6,898袋(1袋30㌔)であり、同地区の主要品目となっています。
同日には生産者やJA職員、関係者ら約40人が参加し、同地区稲作部会の川名一正部会長が「平年より高い気温で経過しており、刈取りが予想より早まっている。普及所の指導を聞き、適期刈取りで高品質の維持に努めてほしい」とあいさつ。
「農の達人」の伊藤一男さんがコシヒカリや天のつぶ、ひとめぼれの現在までの生育状況を説明しました。その後、実際の圃場で県北農林事務所安達農業普及所の山田康平さんが稲の状態や色味を見て刈取り時期を説明しました。
目揃会終了後、生産者らは支部ごとに分かれて各圃場の刈取り時期を目で判断して目安の旗を立てました。同地区のコシヒカリの収穫は9月20日頃から始まる予定です。