在日米国大使館のラーム・エマニュエル駐日米国大使は31日、相馬市の当JA農産物直売所「ふれあい旬のひろば」を訪れ、東京電力第一原子力発電所の廃炉作業にかかる処理水放出後の風評被害払拭のため、福島県産の農畜産物を食べて安全安心をPRしました。
数又清市当JA組合長や後藤義昭当JA相馬中村直売部会長など8人がエマニュエル大使を迎え、県産の農畜産物について意見交換をしました。
エマニュエル大使が試食したのは、相馬市特産の梨「幸水」や伊達地区産の桃「ゆうぞら」で、数又組合長が産地の説明や特長、家庭での保存方法などを説明。数又組合長の説明を受けてエマニュエル大使は直売所でキュウリやなすなどを購入し県産農畜産物を応援しました。
試食したエマニュエル大使は「福島県を支援するためにぜひとも相馬市を訪れたかった。福島県産の梨や桃はとてもおいしかった」と話しました。また、福島県産の農畜産物のおいしさをさらに多くの人に知ってもらうためにJAからエマニュエル大使に梨「幸水」5㌔と桃「ゆうぞら」5㌔を贈呈しました。