皇室に贈る桃「献上桃」として桑折町産が30年連続で選ばれたことを祝う式典が26日、JAふくしま未来桑折総合支店で開催されました。亀岡偉民衆議院議員や佐藤宏隆福島県副知事、管野啓二JA福島五連会長ら約100人が喜びを分かち合いました。
桑折町、JAふくしま未来、伊達果実農業協同組合でつくる実行委員会の主催。桑折町の桃は、1994年(平成6年)から30年連続で献上桃の産地に選ばれています。
実行委員の佐藤廣武委員長は「桑折町の農業生産基盤の維持発展に向け、関係機関一丸となって取り組んでいく」とあいさつ。
JAふくしま未来の数又清市組合長は「桑折町献上桃の郷や伊達地域の桃が未来永劫に特産品としてご愛顧いただけるよう生産者・関係機関・JAが一体となった産地形成を進めていく」と語りました。
式典では、実行委員会が作成した献上桃30年を振り返るDVDの上映や記念誌の配布も行われ、桑折町の桃生産者らの献上桃に対する熱い思いと30年の歩みを振り返りました。