当JA福島地区は25日、梨の主力品種「豊水」の収穫指導会を開きました。2023年度同地区の梨全体の出荷は650㌧を計画。23年の「豊水」は、春先の高温により昨年より約7日生育が早まっています。西部共選場で開いた指導会には、生産者約60人が出席しました。
福島・安達地区本部なし専門部会の油井亮司副部会長は「福島地区の梨の市場による評判が良いのは生産者の皆さんの適期収穫の賜物。『豊水』でも収穫時期を見極めて市場価値を上げよう」とあいさつ。
北福島営農センターの村田剛志さんが販売情勢や生育状況、今後の栽培管理について説明し、これから「豊水」の出荷が始まることから、出荷が落ち着いてきている早生種「幸水」の早めの出荷を呼びかけました。
指導会終了後、同地区管内で収穫した「豊水」のサンプル品を並べ、出荷基準となる着色や糖度、玉張りを確認しました。同地区の「豊水」は9月上旬頃最盛期を迎え、9月中旬頃まで出荷が続きます。