当JA国見総合支店の制野宏子課長と安藤穂波さんは23日、なりすまし詐欺を未然に防いだとして、福島北警察署の古関隆一署長から感謝状を受け取りました。
10日、支店にキャッシュカードのみを持参した男性(79)が来店。自身の口座から振込したいが、通帳、印鑑は男性の娘が保管。窓口で払い戻しできないのであれば、お金を借りたいと話しました。
不審に感じた制野課長と安藤さんは男性の話を聞き、送金先が都市部の金融機関だったことなどから、警察へ相談に行くことを勧めたところ、詐欺が発覚しました。安易にATMに誘導せずに対応したことが詐欺の未然防止につながりました。
古関署長は「声掛けと職員間の連携が詐欺を未然に防ぐことができた。金融機関は『最後の砦』なので、引き続き活動を続けてほしい」と呼びかけました。感謝状を受け取った制野課長は「金融機関は組合員の資産を安全に預かることが務め。詐欺防止に貢献できてよかった」と話しました。