当JA管内では11日、一足早く秋の味覚で極早生品種の米「五百川」の稲刈りが始まりました。2023年度は昨年より4日早く収穫が始まり、5月、6月の好天候によって生育状況は良好です。同品種は2003年に「コシヒカリ」の突然変異種として県内で発見され、10年に品種登録されました。「コシヒカリ」よりも1ヶ月以上収穫時期が早く、約3ヶ月で収穫できるのが特徴です。
二本松市の安斎孝行さんは同日、丹精込めて育てて黄金色に実った米「五百川」30㌃の収穫作業を行いました。5月2日に作付した苗は7月14日に出穂し収穫の日を迎えました。安斎さんは「今年もおいしいお米ができたので、ぜひ消費者の皆さんに食べてほしい」と笑顔で話しました。
収穫された「五百川」は今後、検査を経てJA農産物直売所「こらんしょ市二本松店」で販売されます。