福島県の梨の名産地である当JA福島地区管内で、日本梨「幸水」の出荷共選が9日から始まりました。9日から早熟果、11日から正常果が開始されます。令和5年度産の出来は上々。同地区では5年度の梨全体で650㌧の出荷を見込みます。
梨共選の初日、福島市のJA庭坂共選場では、「幸水」157ケースの共選作業が行われ、関東方面を中心に出荷されました。同JAが運営する梨の共選場は光センサーを採用しており、糖度や大きさが正確に測定され、安定した品質を提供しています。
JAの担当職員は「長年の変わらぬ品質を守り抜き、たくさんの農家の思いが詰まった梨を届けたい」と話します。
今後、「幸水」は8月下旬にピークを迎え、8月末まで出荷が続きます。「豊水」は8月下旬から出荷開始予定です。