当JA管内では、9日から秋の味覚であるナシ「幸水」の共選が始まりました。JAでは2023年度ナシ全体で昨年対比約118%の3,693㌧の出荷を計画しています。23年度は春先の高温によって開花時期が早かったため、約2週間生育が早くなっていますが、糖度は平年通り順調に生育しています。
7日、相馬市の磯部共選場で開いた目ぞろえ会と指導会には生産者や相双農林事務所、市場関係者ら約50人が参加し、販売情勢や栽培管理について確認しました。根本賢部会長は「部会の中で統一した高品質なナシの出荷を目指し、産地の維持を図っていこう」とあいさつ。
参加者は他産地を含めたナシのサンプル品の糖度や玉張りを確認し、出荷基準や出荷日の検討を行いました。幸水の出荷ピークは8月中旬頃迎える見込みで、幸水の次は「豊水」、「あきづき」、「新高」などナシのリレーが続きます。