当JA伊達地区本部は、管内の子どもを対象にした食農教育「サンSUNアグリスクール」を開校しました。農業体験や料理体験を通し、命を育む農業と食の大切さを伝えます。管内の農産物を食べることで地元産のファンづくりを目指すことが目的です。
6日に桑折町で開いた第1回目のスクールには、管内の40人を超える親子が参加。献上桃の郷として知られる桑折町の桃畑で桃の収穫体験をしました。
開校のあいさつでは、JA須田淳一常務理事が「30年連続献上桃の桑折町で開催できて嬉しい。誰しもが認める高品質な桃をたくさん食べてほしい」と話しました。
参加した子どもは「自分で採った桃を食べることができて嬉しい」と喜びの声をあげました。
収穫後、JA桑折総合支店に移動し、桑折営農センターの長沢正人センター長が、桃の品種や桃栽培の歴史、献上桃となるまでの歩みを説明しました。
加えて参加者らは、米粉入りクレープ作りを体験しました。桃を細かく刻み、クレープに混ぜて楽しみました。
今後同スクールは、ブドウの収穫体験やあんぽ柿の加工体験などを計画しています。