当JA管内では、極早生の黒系ブドウ「あづましずく」の出荷が30日から始まります。2023年度、当JAではブドウ全体で昨年対比102%の552㌧の出荷を計画しています。
「あづましずく」は県オリジナル品種であり、大粒で種無しのため、幅広い消費者から好まれています。23年度は日照時間の長さや天候に恵まれたことから、昨年より約1週間生育が進んでおり、玉張りも糖度も良いです。8月3日頃から出荷ピークを迎え、11日頃まで出荷を予定しています。
27日、福島南支店で行った収穫指導会には生産者19人が出席。福島地区ぶどう専門部会の佐藤三吉部会長は「今年のサンプル品はとても立派。各自、生育状況を確認して計画的に作業を進めてほしい」とあいさつしました。
指導会では、県北農林事務所の菅野孝盛さんが生育状況や収穫適期について説明しました。出荷規格の確認では、JA松川営農センターの小野真志営農指導係が当日収穫したサンプル品を使用して大きさや着色、糖度などを確認しました。
JA管内では今後、「巨峰」、「高尾」、「ピオーネ」、「シャインマスカット」とブドウのリレーが続き、10月下旬頃まで出荷する予定です。