当JA子会社であるJAふくしま未来サービスは26日、福島市の第一セルフ給油所で消防総合訓練を実施しました。同社では、日頃の危機管理や防災意識の向上を目的に全4地区各所で訓練を行っています。
26日は同消防本部の指導の下、同社役員や社員40人が訓練に参加。「来店客の車両が計量機に衝突してボンネットから白煙が出た」想定で実施しました。菅野嘉宏同社社長は「有事が起きた際にどのような対応をしたらよいか考えることが重要。各職場内での内部ミーティングで共有し防災意識を高めてほしい」とあいさつ。
事故発生から怪我人の誘導、消防への連絡、初期消火の一連の流れを役割分担して実施し、同消防本部から指摘のあった適切な情報を伝達することの重要性や各々の反省点を踏まえ、2回目の訓練に臨みました。また、参加者は同社給油所全店に設置する「緊急発電機」を操作し、停電による電力供給不足の際にも速やかに組合員へ供給できるよう確認しました。
訓練後には、JAホールやすらぎで消防からの講話を聴き、今後の有事発生時の対応の仕方について学びました。