当ＪＡそうま地区管内では、ブランドかぼちゃ「黄色いハート」が最盛期を迎えています。今年度は同地区管内で４，０００㌜（１㌜１０・５㌔）の出荷を計画しています。「黄色いハート」はホクホクとした果肉と強い甘みが特長の「九重栗」という品種。ＪＡ全農福島が２００２年に「黄色いハート」として商標登録しており、切り口がハート型になっています。

　南相馬市原町区で「黄色いハート」１・３㌶、約１,５００㌜を栽培する半谷真知子さん、勝範さんは、収穫した黄色いハートを２週間かけて「風乾」（乾燥処理）作業を行い、夏場でも安定した品質で出荷しています。風乾後は選別し、「黄色いハート」専用の段ボール箱を使用して出荷作業を行っています。

　勝範さんは「今年は天候に恵まれたので、収穫量も増加している。『黄色いハート』は市場でも需要が高いので、今後も生産を頑張っていきたい」と話しました。