子ども食堂の運営に力を入れる当JA女性部伊達地区本部は13日、2023年度第2回目の「よりそい食堂ボランティア養成講座」を開催し、新たに10人の仲間がボランティアに参加。子ども食堂運営のノウハウを学びました。
同地区本部は22年11月に第1回の子ども食堂を開催。以降、毎月1回食堂を開き、毎回100食を超える食事を提供し、大盛況を収めています。23年4月には2カ所目の子ども食堂をオープン。ボランティアの育成にも力を入れており、年3回ほど養成講座を開きます。JA女性部が継続的に子ども食堂を運営する例は全国的にも数少ないです。
第2回養成講座では、公益財団法人福島県学校給食会 川本輝子専門栄養技師が講師を務め、部員16人が出席しました。川本技師は「子ども食堂の運営における衛生管理のポイント」と題し、手洗いの重要性や器具・容器などの衛生管理について説明。「これからの時期特に気を付けたい食中毒。防ぐにはとにかく手洗いが大切」と呼び掛けました。
参加者らは、実際に手洗いチェッカーやATPで各自の手の汚れを確認。手洗い後にも再度チェッカーでの確認を行い、正しい手洗いを学びました。
参加した部員は「食中毒を出さないためにも衛生管理を徹底し、楽しくボランティアをしていきたい」と話します。