当JA福島地区本部は11日、ナシの「農の達人」による栽培講座を開きました。JAが委嘱した豊富な知識を持つ農の達人の指導により、管内の生産者の技術向上を目指します。福島市のナシ園地で行った栽培講座には、生産者約40人が参加し、農の達人の高橋富栄さんが今後の栽培管理について指導しました。
JA福島地区なし専門部会の引地一裕部会長は「満開日を目安にして適期摘果を行い良いナシを作っていこう」とあいさつ。高橋さんは「今後急激に果実肥大が進んでくる。生育段階で肥大不良果が見られたら早めに摘果していこう」と呼びかけました。
管内の代表品種「幸水」の収穫は8月上旬頃から、「豊水」の収穫は8月下旬頃を予定しています。