当JA福島地区もも専門部会は5日、同地区7カ所で早生種のモモ「暁星」と「恋みらい」の収穫指導会を開きました。今年は「暁星」のサンプル品で糖度が平均13・3度、最高で15・3度と甘いモモに仕上がっています。
同地区では今年度、「暁星」で昨年比111%の20,000㌜を計画。すでに出荷が始まっている「はつひめ」では、4日現在で計画108%の21,705㌜を出荷しており、今年度のモモは豊作が期待されます。
福島市飯坂町の平野共選場で開いた収穫指導会には生産者約30人が参加しました。同部会の金子清高部会長は「今年は天候や病害虫被害も比較的少なく順調に生育している。これから暑い時期が続くので体調に気を付けて良い桃を出荷していこう」とあいさつ。
JA飯坂営農センターの藤山雄斗さんが販売情勢や出荷実績、今後の栽培管理について説明しました。その後、「暁星」のサンプル品を使用し着色値や糖度、階級などの出荷規格について確認しました。藤山さんは「今後の気象状況に十分気を付けながら、適期収穫できるよう、計画的に作業にあたっていただきたい」と呼びかけました。