当JA福島地区もも専門部会は、福島を代表する品目であるモモ「あかつき」の収穫を前に修正摘果検討会を開きました。各支部代表者らが集まり、今後の作業を協議・検討し各地の指導会で周知します。収穫前の管理を徹底し、地域全体で高品質なモモ栽培を目指します。
現在の「あかつき」果実肥大は平年比112%でやや大きい傾向で、収穫時期は7月19日以降、昨年より5日早い見込みです。
26日に福島市のモモ園地で開いた検討会には支部の代表やJA営農指導員など約50人が参加し、生育状況や今後の栽培管理について確認しました。同部会の金子清高部会長は「今年は出荷が早まっているので作業が遅れがちになってしまう。修正摘果をしっかり行い良い桃を出荷していこう」とあいさつ。
実演では、JA福島地区営農経済課の渡辺英敏係長が修正摘果のポイントや注意点を説明しながら行いました。渡辺係長は「今年は自然災害も少なく果形の良い果実が多い状況。修正摘果を丁寧に行い高品質な果実を収穫できるよう心がけよう」と呼びかけました。