当ＪＡそうま地区本部は２３日、南相馬市鹿島区のかしま交流センターで１０月中旬から出荷する秋冬ブロッコリーの栽培講習会を開催しました。生産予定者２４人をはじめ、各関係機関が出席しました。

　ＪＡ全農福島は昨年の販売情勢と直近の春ブロッコリーの販売情勢を説明し、相双農林事務所は各品種の播種から圃場での管理・病害虫について説明しました。菊地種苗株式会社は、おすすめの品種について１０月から１月にかけて出荷になる品種とその特性について、日本農薬は、近年発生が多発している「黒すす病」の対策薬剤を説明しました。

　同地区管内では、１１月中旬から１２月中旬の出荷が一番多く、この時期に他産地の出荷と重なるため、出荷時期の分散による品種誘導を促すよう指導しました。また、ＪＡ独自の振興資金の説明も行い理解を深めました。