当ＪＡ福島地区もも専門部会は早生モモ「はつひめ」と「日川白鳳」の収穫目前の２３日、同地区共選場や集荷場６カ所で収穫指導会を開きました。同地区では昨年対比約１３５％の２０，０００ケースの出荷を計画しています。

　「はつひめ」はモモの代表品種「あかつき」と「はつおとめ」を掛け合わせた品種で、今年の生育は平年より約１週間早いです。「はつひめ」特秀の糖度の規格基準は１１度以上ですが、今年のサンプル品の糖度平均は１２・５度で甘さも十分です。

　福島市飯坂町の湯野共選場で開いた指導会には生産者約６０人が参加しました。同部会湯野地区の平井喜弘班長は「モモは当地区の特産品。今後の天候も心配されるが、体調管理に気を付けて作業にあたってほしい」とあいさつしました。

　ＪＡ営農指導員が販売情勢や今後の栽培管理について説明し、モモのサンプル品を確認しながら収穫や規格基準を確認した。「はつひめ」と「日川白鳳」の共選は２５日から始まり、７月上旬頃まで続く見込みです。