当JA管内では、サクランボの主力品種「佐藤錦」が収穫目前となっている中、盗難防止を呼びかける広報パトロールを始めました。生産者や地域住民へ呼び掛け、地域全体で農作物を泥棒から守ります。
8日からパトロールが始まり、同日には福島北警察署の協力の下、湯野・東湯野地区防犯協会やJA農振会、JA専門部会が2班に分かれて巡回しました。収穫時期に数回パトロールを実施します。出場式には約30人が参加し、同署から参加者へパトロールの際の注意点を説明しました。
福島北警察署の古関隆一署長は「毎年、農作物の盗難が相次いでいる。地域の皆さまによる見回り強化で盗難被害を防いでほしい」と呼びかけました。
巡回では、同地区防犯協会員がサクランボ園地でJA管内での盗難被害の事例を説明し防犯意識を高めました。東湯野地区防犯協会の佐藤長司会長は「当地区では、地域全体で防犯意識を高めている。盗難をなくしたいという思いで今年も取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。
9日には、北信地区でもサクランボ防犯パトロールを始めました。