当ＪＡ福島地区おうとう専門部会は３０日、サクランボ「佐藤錦」の収穫指導会を開きました。佐藤錦はＪＡのサクランボの代表品種。最盛期を前に、同地区管内の３カ所で収穫指導会を開き、販売情勢や収穫基準について生産者らに確認しました。

　ＪＡの小川集出荷所で開いた指導会には生産者ら約７０人が参加。同部会の佐藤孝志部会長は「時期をしっかりと見極めて収穫していこう」と呼びかけました。指導会に出席した同ＪＡの菅野昭市福島地区本部長は「今年のサクランボは大きな被害もなく順調。皆様のサクランボをしっかり消費者に届ける」とあいさつしました。

　ＪＡ飯坂営農センターの斎藤朋也営農指導員が収穫や出荷の基準について説明。色合いや大きさを確認しました。

　佐藤錦は平年よ１２日早い開花。同地区は５月３１日より共選を開始し、６月中旬頃から出荷ピークの見込みです。