当JA伊達地区本部は25日、令和5年度農業塾の開講式を伊達市のJA伊達地区本部で開きました。
農業塾は、農作物栽培の基礎知識習得により地域農業を支える担い手育成を目的とします。平成19年度より続き、本年度で15回目の開講となります。
新規就農者向けに開講する農業者支援事業で、同地区管内の基幹品目「モモ」「キュウリ」、「あんぽ柿」の計3コースを設置。本年度は24人の受講生を迎えました。
開講式では、菅野栄寿同地区本部長が「地域農業振興の担い手として、伊達地区の発展に貢献してほしい」とあいさつしました。
開講式後、第1回の講義が開かれ、県北農林事務所伊達普及所の新野美佐子主査と株式会社ときわ研究場福島営業所の長岡敏彦専任部長がキュウリコース、同普及所の相原隆志主査があんぽ柿コース、同普及所の阿部和博専門員がモモコースの講師を務めます。
今後、各コース6回の講座を開き、農薬使用の基礎や品種の特性、適期作業について講義で学ぶほか、圃場にて管理作業や収穫を実習します。