当ＪＡ福島地区管内の福島市立庭坂小学校は２５日、総合的な学習の時間にもち米の田植え教室を開きました。教室は今年で４年目を迎えます。同小学校では毎年、「ふるさと学習」として地域の人に先生になってもらい、農業や地域社会への理解を深める学習を行っています。お米について勉強するのは５年生が対象となっています。

　体験では、児童４５人と同ＪＡ稲作部会員９人が参加しました。今回植えたのはもち米「こがねもち」で、始めに部会員による機械植えを実演。その後、部会員の国井喜四三さんが児童に田植えを教えました。児童らは裸足で田んぼに入ると賑やかな声が飛び交い、土の感触を感じながら丁寧に手植えしました。

　体験した児童は「田んぼの中気持ちよかった。育つのが楽しみ」と話しました。今後、児童たちは田んぼの生き物観察やかかし作り、稲刈りなどを体験する予定です。収穫後は、体験発表会や収穫祭を行い、お米学習のまとめをします。