当ＪＡ本宮営農センターは１８日、本宮市の圃場で水稲除草剤の散布実演会を開催しました。管内では、田植え作業が着々と進んでいる中、生育初期段階での除草が重要となります。メーカーと共同して様々な除草剤を紹介することで、生産者への理解促進と栽培管理の省力化を目指します。

　今回実演したのはクミアイ化学工業㈱の豆つぶ除草剤「ベッカク」。圃場への拡散性に優れており、作付後一週間から１０日の間に散布します。軽量であることから、手まき散布やひしゃく散布、機械での散布など幅広く使用できます。

　実演会では、管内の水稲生産者１５人が参加し、同社の増渕佑紀さんが圃場で実演しながら散布方法や効果、散布期間などを説明しました。増渕さんは「除草剤の拡散性を上げるために、散布する際は事前に圃場に水をたっぷり入れてから作業を行うことがポイント」と呼びかけました。