当JA福島地区もも専門部会は16日、福島市の桃畑で高品質なモモの収穫に向けて仕上げ摘果の現地検討会を開催しました。
農業総合センター果樹研究所によると、管内のモモ「あかつき」の硬核期予測は5月31日と予測されており、平年より9日早い見込みです。仕上げ摘果は満開後40日頃から始め、硬核期前まで実施します。今年は満開後30日の核障害は極めて少なく、病害被害も少ないので順調に生育しています。今後の天気次第で病害の発生状況も変わってくるため、引き続き消毒作業を行うなどの対策を呼びかけています。
検討会では、支部の代表者やJA営農指導員など約50人が参加し、現在の生育状況や病害虫の発生状況などについて確認しました。
同専門部会の金子清高部会長は「今年はどの果物も生育が進み栽培管理が前倒しになっていると思うが、体調に気を付けて農作業を行ってほしい」とあいさつ。JA同地区営農経済課の渡辺英敏係長が仕上げ摘果について実演しながら部会員らに指導しました。