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内堀知事が「福、笑い」手植え 認知度向上へ

2023.05.12

 福島県は12日、安達郡大玉村の圃場で令和5年産「福、笑い」田植え式を開き、内堀雅雄福島県知事が苗を手植えし県内の消費者へ消費拡大をアピールしました。

 

 福島県とJAグループ福島が14年かけて開発し、本格デビューから3年を迎える県のトップブランド米「福、笑い」。今年度は県民のさらなる認知度向上やファンの獲得、愛着の醸成を図り、消費拡大につなげます。今年度は県内で約77ヘクタール、129人が作付けし、380トンの収穫量を見込みます。県内をはじめ、中京圏や関西圏への出荷も視野に入れ、贈答品の取り扱いを増加させていく予定です。

 

 今回、田植えに協力いただいたのはあだたらの里「福、笑い」研究会の今井雄治会長と圃場主で同研究会の伊藤洋さん。2人は村では唯一の「福島県指導農業士」で、地域農業をリードし、青年農業者の育成に尽力しています。

 

 田植え式には内堀知事や押山利一大玉村長、同研究会、小・中学生や大学生、ふくしまライシーホワイトなど24人が参加しました。

 

 内堀知事は「『福、笑い』は香り、甘み、ふくよかさを兼ねそろえた品種。全国、世界の皆さんに知ってもらい、『おいしい、また食べたい』と思ってもらえるよう尽力したい」とあいさつ。大玉村の押山利一村長は学生らに「苗一株一株に言葉をかけながら、笑顔で楽しく田植えしてほしい」と呼びかけました。

 

 田植えを体験した小学生は「『しっかり育ってくれ』という気持ちで田植えした」と感想を述べました。

 

    

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