当JA安達地区やさい部大玉支部は11日、安達郡大玉村の大玉やさい集荷場で雨よけキュウリの目ぞろえ会兼栽培講習会を開催しました。同支部では、今年約95㌧の出荷を見込みます。今年は夜の気温が低めで生育が心配されましたが、ハウス内の温度を保つ対策などを行い、例年どおりの生育状況となっています。
部会員や県北農林事務所、JA職員9人が参加し、JA職員が箱詰めされたサンプル品を見本に出荷規格と箱詰めの仕方を説明。長さを揃えて見栄え良く詰めることを呼びかけました。講習会では、県北農林事務所安達普及所の渡邉未葉技師が収穫初期から中期にかけての栽培管理について説明しました。
渡邉技師は「初期は乾燥に気を付けながら適度な湿度を保つことが必要。こまめな追肥やかん水を行い、生育を維持してほしい」と呼びかけました。雨よけキュウリの出荷は9月中旬まで続く見込みです。