当JAのキュウリ機械共選が10日から伊達市保原町の東部広域共選場で始まりました。作業員が機械で判別できない傷や着色を目で確認し、センサーで形と色を選別。6等階級に選別されたキュウリを作業員が一本一本丁寧に箱に並べます。
初日は260ケース(1ケース5㌔)を出荷しました。保原町だけでもキュウリの新規就農者が6人増加。また、ハウス栽培の普及によって、同地区キュウリの栽培面積が増加しており、これからの伸びに期待が出来ます。本年度の機械共選出荷数は、昨年度の4868トンを確実に超える見込みです。
機械共選は、農家の労力軽減や農業生産の拡大を目的に15年度から導入。毎年、機械共選の利用者は増加し、JA伊達地区管内で本年度の利用率は7割以上になります。機械共選の普及により、栽培管理の徹底がさらに図られ、品質向上や生産量アップにつながっています。
同市霊山町と梁川町の機械共選は19日以降から順次始まります。これからキュウリの最盛期を迎え、11月まで稼働する予定です。