当JA福島地区管内でさくらんぼが摘果の時期を迎えています。令和5年産の主力品種「佐藤錦」は開花日4月6日、満開日4月13日で、いずれも平年より12日早い生育状況ですが、結実良好です。5月末の収穫に向け、栽培者らは摘果作業にあたります。
9日、同地区おうとう専門部会は摘果指導会を管内3カ所で開催しました。福島市飯坂町の園地で開いた指導会には部会員や栽培者など約50人が出席しました。
福島県県北農林事務所農業振興普及部 味戸裕幸専門員が気象情報や生育状況を説明し、安全な農作業の実施を呼び掛けました。
その後、JA飯坂営農センターの斎藤朋也さんが摘果の効果やポイント、留意点など、栽培管理の方法を、摘果を実演しながら指導しました。斎藤さんは「目の前だけでなく、まず一度樹全体を確認。果実のなり具合をみて摘果をしよう」と話しました。