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計画的な摘果作業を ナシ予備摘果指導会

2023.04.28

 当JA福島地区なし専門部会は27日、福島地区管内10ヵ所でナシ予備摘果指導会を開催しました。ナシの予備摘果は通常満開後30日頃までを目安に行います。県の果樹研究所によると、今年のナシ「幸水」の満開日が4月11日で平年より14日早かったことから、早めに作業に取りかかっています。

 

 福島市大笹生地区の油井亮司さんのナシ園地で開いた指導会には地元の生産者21人が参加しました。県北農林事務所農業振興普及部の菅野孝盛技師が現在の生育状況や管理作業、病害虫防除などについて説明しました。

 

 摘果作業の実演では、北福島営農センターの矢中竜平指導員が摘果のポイントを解説しながら生産者へ指導しました。今年は温暖な天候が続いたことから、病気が少なく順調に生育しています。降水量が少ないため、園地の水管理をしっかり行うことを呼びかけています。

 

 矢中指導員は「今年は生育がかなり進んでいる。モモやリンゴを栽培する方も多く、摘果作業が重なってしまうので、計画性を持って作業に取り組んでほしい」と指導しました。順調に生育するとナシ「幸水」の収穫は8月上旬頃、「豊水」は8月中旬頃を見込んでいます。

 

  

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