当JAそうま切花部会は26日、南相馬市鹿島区の圃場でトルコギキョウの現地指導会を開催しました。指導会を定期的に開くことで、高品質なトルコギキョウ生産を目指します。トルコギキョウは年々、人気が出てきている品目で、需要が高まる6月のブライダル期間での出荷に向けて栽培管理を行います。
指導会には部会員や福島県、JA職員など26人が参加しました。今年は温暖で乾燥した天候が続いていることから、水管理をしっかり行い、土壌の乾燥を防ぐよう呼びかけています。桑折周一同部会長は「市場関係者から『南相馬は期待している産地』とコメントいただいた。さらなる産地のブランド力向上を目指して栽培管理を行っていこう」とあいさつ。
福島県相双農林事務所の南ちひろ副主査が栽培管理や温度管理、病害虫防除について説明し、4月1日から5月31日まで春の農作業安全運動期間のため、前もって作業計画を立てて事故を防ぐよう注意喚起しました。部会員は自身の圃場での事例について質問し、今後の栽培管理について理解を深めました。同部会のトルコギキョウは6月中旬から10月下旬頃まで出荷する予定です。