当JAとJA共済連福島は21日、安達郡大玉村の大玉村立大玉中学校でJA共済の地域貢献活動の一環として、生徒向け自転車交通安全教室を開催しました。JA共済連では、中学校、高校で、危険な自転車走行による交通事故の実演をスタントマンが行い、生徒に危険性を疑似体験させる教育事業を推進しています。
交通安全教室には生徒282人が参加。久保寺徹校長が「皆さんの命は一つしかない。自分の命に関わることなので、なぜ起こってしまうのか考えて学んでほしい」とあいさつしました。郡山北警察署指導の下、見通しの悪い交差点での衝突事故や二人乗り、携帯電話操作や音楽を聴きながらの自転車運転の危険性、トラックによる左折の巻き込み事故などを実演しました。
JA大玉支店の橋本敏彦支店長は「自転車は被害者にも加害者にもなりうることを認識し、今後の生活に役立ててほしい」と生徒に呼びかけました。参加した生徒は「改めて命の大切さ、交通ルールを学んだ。日常生活の中で実践し、自分や家族、大切な人を守りたい」と話しました。