食農教育などの体験教育活動を支援するNPO法人南相馬サイエンスラボは23日、南相馬市原町区の「サイエンスラボの畑」で「第61回親子農業食育教室」を開きました。同団体は、子どもたちに自然との触れ合いや理科の学習体験を通じた学びの場を提供しており、JAでは地域貢献活動の一環として、同団体の取り組みに協力しています。
同日には親子13人が参加し、南相馬市博物館学芸員の仲川邦広さんとそうま地区地域支援課の高田優作さんが講師を務めました。食育教室では、「春の植物を見てみよう!」と題して、春の植物観察やお茶の種まき、ご飯や味噌汁の調理、稲の直播を体験しました。
参加した親子は「学校では習わない知識や体験により、子どもの成長を間近で見ることができた。泥だらけになり楽しく活動している子どもを見て貴重な体験だと感じた」と話しました。