当JA伊達地区本部は21日、営農指導員資質向上実務体験研修の開講式を伊達市のJAみらいホールほばらで開催。研修生や受入農家など16人が出席し、1年間の研修の目的と計画を確認しました。
営農指導員資質向上研修の一環で、同地区本部ではこの取り組みを30年以上続けています。農作業における栽培技術習得には経験が必須。組合員農家のもとで実際の農作業を体験し、指導を受けることで一人前の指導員の早期養成を図ります。
指導員はモモやキュウリ、あんぽ柿など約10品目の栽培農家に、それぞれ月1、2回ほど通い、栽培や加工作業を学びます。
あんぽ柿を主に栽培する受入農家の宍戸里司さんは「自信を持った指導員になれるように期待する」と話しました。
研修する営農指導員は「農家のテクニックを盗み、農業の普及に貢献したい」と意気込みました。