当JA伊達地区本部は20日、経験年数5年以下の若手果樹担当指導員と資材センター担当者を対象に、資質向上研修会を開きました。同地区で指導員と資材センター担当者が合同で研修会を開くのは初じめてとなります。
研修には、対象職員ら19人が参加。信越化学工業株式会社の山下明紀さんを講師に招き、フェロモン剤による害虫防除を学びました。
山下さんは、フェロモン剤の仕組みからメリットとデメリット、福島県内での普及と利用状況を説明。「フェロモン剤の正しい使い方を理解し、適切な防除を農家に指導してほしい」と呼び掛けました。
参加した指導員は「今回学んだ設置場所や取り付け方法を活かし、効果を最大限活かせるように指導したい」と話しました。