「伊達のあんぽ柿」GI認証登録を機に、生産者の高品質なあんぽ柿生産に向けた意識向上とさらなるブランド化を目指す当JAは22日、JAみなみ信州のあんぽ工房視察を受け入れました。JAみなみ信州は、市田柿でGI認証を取得しており、当JAと同じく中山間地に位置して多様な品目を生産しています。
視察では、JAみなみ信州の寺沢寿男組合長と営農部果実柿課の羽生弘之課長が来組。JAふくしま未来の佐久間英明専務、営農部の高橋弘部長、伊達地区あんぽ柿振興センターの菊池洋介センター長、営農経済課の遠藤正崇係長らが出席し「伊達のあんぽ柿」の特徴やあんぽ工房の施設を説明しました。
佐久間専務は「当JAはのれん分け事業を進めて新規就農者を確保しているが、生産者の減少は全国的な問題。意見を取り入れて解決に向かっていきたい」とあいさつ。
寺沢組合長は「競争の時代から協調の時代に入った。消費宣伝など含めて協力していく」と話しました。
その後、菊池センター長の案内であんぽ工房内を視察。乾燥設備を重点的に見学しました。
最後に意見交換をして、施設でのあんぽ柿のロスを少なくする取り組みやGI認証取得後の販売戦略など意見を交換。JAふくしま未来は今後、「伊達のあんぽ柿」のさらなるブランド力強化に力を入れます。