当JA管内のきゅうり機械共選施設「安達広域共選場」は今年度から選果レーンを1レーン増設して3レーンで稼働します。レーンを増設することにより年間400㌧の機械共選での出荷増加を見込みます。
同施設は今年度で稼働から3年目を迎えます。今年度の同施設での出荷数量計画は2,300㌧で昨年度比121%となる予定で、ピーク時には従業員約100人体制できゅうり共選にあたります。昨年度のJAでの機械共選利用率は56%で一昨年度より5%増加しており、更なる利用率増加を目指しています。
20日、二本松市の同施設で引渡式を開催し、JA数又清市組合長始めJA役職員やJA全農福島、施工者ら16人が出席しました。増設したレーンのお披露目では、出席者らが増設した部分の確認や共選作業のしやすさなどを確認。引渡しでは、施工者、JA全農福島、JAで製造請負工事の引渡書、受渡完了書の授受を行いました。
建設委員会委員長の菅野寿雄JA安達地区役員代表は「建設委員会で提案があった意見が反映されていて感謝している。今後もさらに園芸品目の生産拡大に向けて生産振興を高めていきたい」と意気込みを語りました。同施設は5月22日から稼働を開始する見込みです。