当ＪＡは１４日、ＪＡラポートあだちで令和５年度ＪＡふくしま未来営農経済事業出発式を開催しました。

　例年は農業振興大会として開催していましたが、「営農経済は営農基盤の両輪」として今年度より組織再編され新たに営農経済事業出発式として開催。販売品販売高３００億円・購買品供給高１００億円を目指した農業振興方策を実践し、農家所得の向上と地域農業を支える事業展開を目指します。５年度の販売品販売高は約２９５億９５５３万円、購買品供給高は約９８億６４６０万円を計画しています。

　出発式は管内４カ所をテレビ会議でつなぎ、県北農林事務所の家久来克之所長はじめ、二本松市の三保恵一市長やＪＡ福島中央会の今泉仁寿常務、行政・各関係機関、ＪＡ役職員など約２００人が参加しました。数又清市同ＪＡ組合長は「今年度は３カ年計画である地域農業振興計画・第３期みらいろプランの中間年度。再度昨年度の結果を振り返り、計画目標に向けて地域にどのような仕掛けを行うか考え実践してほしい」とあいさつ。ＪＡ役職員が５年度の計画や事業方針、管４地区の重点取組事項などについて説明し参加者らに共有しました。

　決意表明では、相馬中村営農センターの佐藤大夢さんが「目標達成に向けて農家組合員への巡回訪問に取り組み、組合員・利用者に寄り添った営農サービスの展開と今後の課題・目標を共有し頼れるＪＡを目指す」と意気込みを語りました。