当ＪＡ伊達地区あんぽ柿生産部会は１５日、令和４年度通常総会と生産・販売検討並びに次年度対策会議、ＧＩ認証（地理的表示保護制度）登録報告会を桑折町のＪＡ桑折総合支店で開きました。

　部会員や行政機関の関係者、市場関係者、ＪＡ全農福島、ＪＡ役職員など約８０人が参加。同部会の佐藤孝一部会長が「４年度は、あんぽ柿出荷開始から１００周年記念、ＧＩ認証登録、伊達のあんぽ柿の日の制定と３つの大きな出来事があった。これらを活かして次年度はブランド力をより高めたい」とあいさつしました。

　会議では、４年度の販売経過や実績の確認、次年度に向けた対策などが話し合われました。奇形果や変形果、雹害などの影響もあり、２月末までで約７０９㌧の実績。次年度は、産地として最大限の出荷数量が確保されるよう取り組んでいきます。

　今後同ＪＡは、日本一のあんぽ柿産地として、ＧＩ認証登録を機に他産地との差別化を図り、さらなるブランド確立に力を入れます。加えて、記念日として制定した「伊達のあんぽ柿の日」や同ＪＡのあんぽ柿のマスコットキャラクター「あんぽちゃん」を活用し、幅広い世代への認知度向上を目指します。