RPAで効果をあげる当JAは14日、JA全農あきたのRPA視察研修を受け入れました。RPAはロボットが自動的に事務処理を行うシステムで、当JAでは9割強データ入力業務を削減。営農経済事業の出向く体制構築のため、RPA化によりさらに効率化を図ります。
視察では、JA全農あきた管理部小林栄智郎次長、生産資材部大竹智樹課長代理が来組。当JAよりRPAシステム導入の経緯を説明しました。
当JAは2020年8月にプロジェクトを立ち上げ、業務棚卸、業務量の算定、要員数の算定など3段階で取り組みをすすめました。その後、効果が出やすい事業から導入を始めました。21年1月果樹購買予約注文書RPA化、5月米穀出荷契約書RPA化、11月水稲購買予約注文書RPA化、年末調整OCR化、22年6月仮勘定長期滞留確認RPA化、12月共済満期にかかる源泉徴収RPA化を実現。RPA化したものについては9割強の削減効果を発揮しています。当JAは今後さらに新たなRPAの開発、RPA化による職員の出向く体制構築に取り組みます。
視察では、実際に実践操作も披露。OCRでの注文書読み取り、RPAでのデータ入力法を説明しました。